私の愛した数式

今日から春休み開始!
とりあえず2月が終わるまではダラダラしてしまいそうだ…


最近、活字を読む事が増えました
コテコテの理系人間だけど本を読むのは好きなんです。
思えば2年前の今ぐらいは「白い巨塔」にハマってたなぁ
入試直前なのにね(^^;
で、今回読んだ本はこちら

博士の愛した数式 (新潮文庫)

博士の愛した数式 (新潮文庫)

映画化で話題になってる本ですね。
暇つぶしという事で買ったんですが
たったの3時間ほどで読み終わってしまいました…
で、内容はこの前まで読んでた「ねじまき鳥クロニクル」とは違って
博士の設定以外はかなり現実的な話。
ちょこちょこ出てくる数学小話が面白かったな
数学をやってて少しでも面白い!と思った事がある人なら楽しめるはず
やっぱり万物は数学から成り立ってるんですよ!
まぁ数字で測れない事が沢山あるのは百も承知ですが。


で、ここからは俺のブログらしく数学の話が始まります。
この本の中でキーになる数式がいくつかあるけど
その中で高校では習わないものを解説。
e^{i\pi}+1 = 0
eってなんだよ!?って話は難しいので省略。この辺参照で→自然対数 - Wikipedia
このeってヤツはこんな風に変形できます。
e^{i\theta} = cos\theta+isin\theta ・・・オイラーの公式
指数関数であるeと三角関数であるcosθ,sinθ
そして虚数単位であるiが1つの式で表されている。
そのため「数学上最も美しい式」なんて言われたりもします。
で、このθに弧度法でのπ(普通の言い方だと180°)を代入すると
e^{i\pi} = cos(\pi)+isin(\pi)=-1
となるので最初の式が成り立つわけです。
この式が成り立ってるおかげで電気工学は成り立ってるわけで
つまりそのおかげで発電所からしっかりと家庭まで電気は配電されているのです!


明日は病院行ってこよ